○置き場所
寒さに弱いので、冬の間は、室内で管理して下さい。また、霜に当たると枯れてしまうので、春になっても、遅霜が心配な間は、注意して下さい。)
○肥料と水やり
肥料:春先と花が終わった後に、緩行性(ゆっくり効く)肥料を与えて下さい。
水やり:水をやりすぎると根が傷んでしまうので、鉢土が乾いたらたっぷりと与える
ようにしましょう。(※水やり後に受け皿にたまった水は、捨てるようにして
下さい。)
○その他注意点
霜が降りなくなったら、日当たりの良い室外で管理します。
※富士北麓地域には「かっこうが鳴くと霜が降りない」という言葉があり、地域の
農家は春先、かっこうの鳴き声に耳をそばだてています。
しかし、暑さにも弱いので、夏の間は、風通しの良い半日陰(直射日光が当たら
ない場所)で管理しましょう。
○翌年の開花に向けて(ここがとても肝心です!)
花芽は、5℃前後の寒さに1ヶ月くらい当たると、
ついてきます。そこで、晩秋には、霜に注意しながら、寒さにも当ててあげることが
大切です。
※完全に花芽がつくと、茎の先端が少し曲がってきます。それが、花芽のついた
証です。
花芽がついたら、暖かいところで管理すると、花が育ってきます。一般の
ご家庭では、概ね2月頃から花が咲いてくると思われます。
○鉢の植え替え
花が終わったら、一回り大きな鉢に植え替えて下さい。(そのままにしておくと、
根詰まりを起こしてしまいます。)